こんにちは。
着こなスクールしらすぎです。
前回のブログ
「服が未来をつくるとしたら」に、
沢山のメッセージをいただきました。ありがとうございます。
今日はジワジワと素敵に進化しているスクール生のお話をご紹介します。といっても、ご本人はまだそこにはきづいてないと思います。
私がまだまだこれから加速するな、、と勝手に感じているだけです。
そのくらい素敵に変化した方のお話です。
可愛いのは正義！と信じていました
30代後半のTさん。
着こなスクールにしては若手（笑
誰からみても「あ、可愛いのが大好きなのね^_^」と、
一目でわかるくらい全身で可愛いを表現されていらっしゃいました。
お申し込みいただいた時に、
「制服から私服に着替えた時のギャップにいつも驚かれるんです。」
「散々驚かれた後に、年齢聞かれて、最後に
『う、うん！似合ってるよー！！』
て力強く言われます。
そう言われることに疲れました。」
と、メッセージくださいました。
※制服＝お仕事着です
見た感じ、確かに
『盛りすぎ注意法！！』
を発令したくなるほど、全身で可愛いを表現されていたTさんですが、
本気で可愛いものが大好きで、
本気で着こなしているのなら、
それはそれで潔くてカッコいいと思うのです。
でも、Tさんは、
何かしら不安があって着こなスクールにいらっしゃったのです。
そこで私は、
大好きなものを取り上げるという、思い切った提案をしました。（笑
大好きな可愛いものは、
ライムグリーンのギャザーワンピースのみ。
※写真はイメージです。ZOZOTOWNさんからお借りしました。
はおりもののカーディガンは、フリフリのボタンがついていたものから、装飾のないこれまたシンプルなものに。
通勤用の楽チンなスニーカーから、
同じ楽チンでも、街でもはけるスタイリッシュなゴールドのビーサンに。
※写真はイメージです。ZOZOTOWNさんからお借りしました。
仕上げのカバンは、これまたシンプルな装飾のないカゴバッグに。
9割は引き算するという大プロジェクト！!
そして、ヘアスタイルをロングからミディアムのパーマヘアを提案しました。
これは全てオンラインです。
お会いしたことは一切ありません。
今まで全身可愛いものだらけの人が、大掛かりな引き算をするって、
実はめちゃくちゃ不安だと思うのです。
でも、2回目のオンライン講座で、髪をきったTさんのお姿がうつったときに、
他の皆さんから感嘆の声✨✨
そらそーですよね。
引き算したことにより、本来のTさんの輝きが出るのですから✨✨
その後はメッセージのやりとりを少しして、オンラインスタイリングは終了しました。
周囲の反響が凄いんです
それからひと月後くらいに、
Tさんからメッセージをいただいたのです。
こんにちは。もとこさんに服を習ってから、周囲の反響が大きいです。大人の女の子になっているそうです笑。知り合いに私と気づかれず、20代の別人と思われたこともありました。年齢不詳を爆進しています。若作りでもなく、等身大になったんだと思っています。
今もまだ自分では変化の実感が薄いです。これから時間をかけて味わいたいなぁと思っています。
Tさんご本人よりも、
周りの反響が先にきました。
でも、Tさん自身はまだそこまで変化を感じられていないが様子。
今まで当たり前に全身着ていた最強に大好きだったアイテムをほぼほぼ取り上げたようなもんですから。笑
お守りがなくなったようなもの。
ご本人はさぞかし不安だったと思います。
そして、さらに2週間後、
おはようございます。
今朝ふと自分を観て思いました。「今までよりも頑張ってないのに、わたし軽く抜けてる」。
「一歩踏み出してみたら？大丈夫だよ😊✨」最近周りからよく言われる言葉です。パーマをあててから加速して言われます。
あか抜けると言いますもんね。あぁ、これか。感覚が分かりました。
いただいたこのメッセージをみて、
Tさんて素直で素敵だなぁと思いました。そして、この方はもっと素敵が加速すると確信しました。
なぜかというと、外見だけでなく、内側の小さな変化をご自身で感じていらっしゃるから。
正直言って、素敵なスタイリングを提案したので、周りから素敵と言われるのは当たり前😎
Tさんは、今まで好きで着ていた洋服が、実は奥底では、頑張って着ていたんだと気づかれたのです。
そして、その頑張りがなくなってるのに、素敵になっている‥
そこに気づかれたのが嬉しいなぁ‥。
そして、最近いただいたメッセージ
おかげさまで、シンプルの勇気が出ました。
元から可愛いや飾ることが好きでした。
でもいつの間にか、もっともっとになってました。無意識でした。
実は内側の不安から着飾ってたと気づかされました。
素の私では不十分。少し飾ってやっと人並み。飾り尽くして、人よりも少しだけ目を引く。自分を冷静に見積もってるつもりでした。ビーサンは衝撃でした。
動画を参考に、ちょっとずつ飾りを外してみました。
意外と悪くない。むしろいいじゃん。
怖さから無理した若作りをしてました。私には実は要らなかった。背伸びしたオシャレじゃなく、私なりのコーディネートを楽しんでいこうと思っています。
ありがとうございました。
もう凄くないですか？？
この内面の変化！！
スタイリングを見直す中で、自然に、なぜ自分がそのスタイルを選んでいたのか！
それが不足感からきていたものだとご自身で気づかれたのです。
しかも、スタイリングは7月です。激変ではなく、少しずつ変わっていかれました。
服にはその人の恐れがでる
Tさんは、自分は足りないから、可愛いものを沢山足すことで、自分のバランスをとっていた。
逆のケースも沢山みてきました。
自分なんて、価値がないからオシャレになれない‥なってはいけない‥。
口には出さないけど、いろんな診断の〇〇タイプの正解にこだわる人はこのパターンが多いと思います。
こういう方は、提案も素直に受け入れられなくて、時間がかかるケースも正直あります。
オシャレになりたいのに、新しいものに挑戦できない‥。
買うのは大好きなのにいつまでたっても垢抜けない‥。
どちらも本質的には同じだと思います。「今」の自分の不足を感じてただオシャレな服を着たところで、
それはとってつけたようなスタイルになってしまいます。
服を通して、オシャレを通して、
「何に不安を持っているのか」
クローゼットしかり、スタイリングしかり、服には本質的なものが実は隠されているんですよー。
スタイリングを通して、かかわる人の未のお手伝いをする‥
その人の未来が思い描いていた以上のものになっていくのをそばで見れることが、
私の大好物なんです‥。😆
Tさんの今後を心から応援しています✨✨
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