ファッションに必要なのは理論かセンスか?④

おはようございます。
着こなスクールしらすぎもとこです。

 

今日のタイトル覚えていただいていますでしょうか?
前回アップしたのはなんと2月末。
随分と日が経ってしまっている💦

前回のブログはこちらから

 

もうね、次くらいで最後まとめないとな〜と思っていたのですが、すっきりきれいにまとめようとすると、しっくりこない。

 

そのうちに〜と思いながら頭のすみにおきつつ(これ最近よくします。
気になりつつもはっきりしないことは頭のすみにおいておく…)

 

ほぼ頭のすみで小さくなり、忘れかけていた頃に、ある日突然これ書かなきゃ!!と思ったわけです。笑。

 

というわけで再度続きを。

 

ファッションに必要なのは理論かセンスか④

 

最近いろいろな診断系のサービスが流行しています。
私が講師を勤めている骨格理論もそのひとつ。

 

その他、パーソナルカラー、顔タイプ、様々な種類のものがあり、全てを受けたことはありませんが、これだけ世の中に浸透しているということはそれぞれ素晴らしい理論であるとは思います。

 

ただ、私の受ける側としての経験と、伝える側としての経験から、理論だけで完成するかというとそれは残念ながらないな…と思うのです。

 

知識と感性を育てる

 

私の場合は、20年の販売経験の中で、何回も失敗を繰り返し、その都度感覚を育てて、今の自分に繋がっていきました。

 

失敗というのは、着て変だった。お直しで失敗した。ただ好きでほぼ着ない服買いすぎて無駄にした…自分自身で身をもって経験した失敗もあれば、

 

資格取得後にクライアントに対して理論を重視しすぎて感覚とあわない…ということも経験しました。
これについては、あわないのではなく、当時の私の理論の習得のレベルが低かったのですね。

 

そして、ご縁ありこれまで携わったクライアントもいろんな方がいらっしゃいました。

 

最初からファッションが大好きで理論を知れば羽ばたいていかれた方もいらっしゃいますし、逆に立ち止まってしまう方も。そして考えすぎてますます動けなくなった方もいらっしゃいました。

 

動けなくなる方の特徴として、理論だけで完成させようという傾向があるように感じます。

 

どういうことかというと、机上での理解は素晴らしいのですが、いざ、自分で選ぶとなると頭の中の理解と現実のギャップが大きいのです。

 

例えばあなたにぴったりの身体に優しいコーヒーです。
と差し出され、

 

 

手にしたときに熱いか、あったかいか、冷めているのか…。

それを手にした時にどう感じるか…。

どう感じるは同じものでも人により違います。

 

口にした時に、美味しいと感じるか、何かが足りないと思うか…。

お砂糖いれる?ミルク足す?もっと苦みがほしい?

 

感覚…「感じる」こと。
これがとても大切だと思うのです。

 

「感じる」ことを大切にして、次からはそのレシピを元に自分にしっくりくる味に仕上げて行く。

 

「好き」を大切にと言われても「好き」がわからない。

その感覚がわからない。

 

いわゆる自分の「好き」がわからないんです…。という方もいらっしゃいました。だから理論で素敵になりたいと。

 

「好き」って最初はそんなはっきりとわからなくていいと思うんです。
分からない…という方はもしかしたら、はっきりわかりやすいかたちでの「好き」をイメージしているのではないでしょうか?

 

私は「好き」「好みではない」がまあまあはっきりしていると思います。笑。

 

ただ、昔からそうかといわれると、いろいろ書いた過去からおわかりのように
決してそうではなかったんですよね。

 

「なんか変…」という違和感を大切に。

「なんか違う気がする」

「なんか変」

 

この感覚を知っているからこそ、「しっくりくる」「素敵」と感じることができるのです。

 

小さな「感じる」ことの積み重ねでそれがいずれはっきりとわかるかたちで「好き」という感覚が育っていくと思うのです。

 

「理論」は外側から。
「感覚」は内側から。

「内側」からということは、人から教わる事はできないんですよね。

でもって

 

「理論」だけでも「感覚」だけ。どちらかひとつだでは素敵になれないのと思うのです。

 

このブログのタイトルは「どっちが大事??」から始まりましたが、どっちも大事。ふたつあって調和する…。

 

少なくとも私がこの「着こなスクール」でお伝えしていきたいのは「調和」なのです。

 

「しっくりこない」を知っているから「素敵」がわかる。

失敗を経験したから「これがいい!!」とわかる。

 

正解だけを知りたい、失敗をしたくない…という方は反対を認めていない、もしくは知らないので(知っているけど違和感を無視している)当然正解もしっくりこないわけです。

 

一見マイナスととれる感情や経験全てが「理論」とあわさってその人のオリジナルに繋がる。

 

オリジナルがある人って理論どうりでなくてもとっても素敵じゃないですか?
そのオリジナルって特別な人だけでなく、どなたにでもつくりあげることができると思うんです。

 

「理論」を習得しつつ、「感性」も同時に育てて行く。
「着こなスクール」はそんなサービズを展開していきたいと思っています。

 

4回に渡ってのこのタイトルのブログは、なにかを狙っていたわけではなく、思いのまま書いてきましたが、結局はここに辿り着いた。笑。

 

「理論」だけで正解探しをしてきてつらい方や、なんとなく違和感を感じている方、ずっとそこで立ち止まっている方には今後もこのブログをのぞいていただければ嬉しいです。

 

もちろん感覚を最大限に活かして楽しんでいる方にも♪

 

理論と感性を「育てる」には時間がかかる。いや、時間をかける。

 

そんなサービスを今夜発表する予定です。(たぶん…日をまたいだらすみません💦)

 

是非、のぞきにいらしてください。

 

そしてこのシリーズ、終了にはせずに、私のこれからの経験からの感じたことをを不定期に綴っていこうと思うのでこちらもおつきあいいただければ嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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